あなたの歯並びどのタイプ
不正な歯並びのタイプは、いくつかのタイプが合わさっている場合がほとんどです。 ここではいくつかの代表的なケースを御紹介します。
八重歯、歯のでこぼこ、歯のねじれ(叢生/乱杭歯)
上下歯列の拡大を行い、永久歯を抜くことなく治療は終了しました。治療後10年経過していますが、定期健診で通院いただいています。
- 主訴:歯並びが悪い
- 診断名あるいは主な症状:乱杭歯(八重歯・歯のでこぼこ・歯のねじれ)
- 年齢:13歳 女子
- 治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置
- 抜歯部位:非抜歯
- 治療期間:1年2ヶ月(通院回数 23回)
- 治療費概算(自費):総額 902,000円(税込)
- 内訳・・・相談ならびに検査費用 55,000円(税込)、治療費用 825,000円(税込/ 分割・無利息)、経過レントゲン費用 22,000×1=22,000円(税込)
- リスクと副作用
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。
出っ歯、口が閉じにくい(上顎前突)
前歯が前方に出ていることで、口が閉じにくく、口元が突出しています。小臼歯を抜歯して口元を引っ込めたことで、鼻は高くなり、オトガイ(顎)のラインも自然で美しく、横顔はきれいなEラインとなりました。
- 主訴:出っ歯・口が閉じにくい
- 診断名あるいは主な症状:上顎前突
- 年齢:18歳 女性
- 治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置、ヘッドギア
- 抜歯部位:上下左右4番(第一小臼歯)
- 治療期間:2年3ヶ月(通院回数 37回)
- 治療費概算(自費):総額 1,144,000円(税込)
- 内訳・・・相談ならびに検査費用 55,000円(税込)、治療費用 1,045,000円(税込/分割・無利息)、経過レントゲン費用 22,000×2=44,000円(税込)
- リスクと副作用
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。
受け口、下の前歯が上の前歯よりも前にある(下顎前突)
下の前歯が上の前歯より出ている場合、見た目が良くないだけでなく、奥歯もしっかり咬んでいないことが多いため、食べ物をよく噛めません。また、正面から顔を見た場合、顎がゆがみ、顔全体が曲がっていることもあります。
- 主訴:受け口
- 診断名あるいは主な症状:反対咬合・下顎前突
- 年齢:23歳6ヵ月 男性
- 治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置
- 抜歯部位:上左右8番(第三大臼歯/親知らず)、下右4番(第一小臼歯)下左5番(第二小臼歯)
- 治療期間:2年5ヶ月(通院回数 40回)
- 治療費概算(自費):総額 1,133,000円(税込)
- 内訳・・・相談ならびに検査費用 55,000円(税込)、治療費用 1,078,000円(税込/ 分割・無利息)
- リスクと副作用
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。
かみ合わせが深い/下の歯が見えない(過蓋咬合)
上下の歯の重なりが深く、下の歯が見えないばかりか、上顎の歯肉に咬みこんでしまっている場合もあります。こういうケースは本来の自由な顎の動きを妨げられることで、歯ぎしりを誘発し、異常に歯が削れてしまったり、場合によっては左右の顎の関節に違和感を訴える方もいます。
- 主訴:かみ合わせが深く、下の歯が見えない
- 診断名あるいは主な症状:過蓋咬合
- 年齢:12歳 女子
- 治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置、ヘッドギア
- 抜歯部位:上顎左右4番(第一小臼歯)
- 治療期間:2年3ヶ月(通院回数 37回)
- 治療費概算(自費):総額 1,144,000円(税込)
- 内訳・・・相談ならびに検査費用 55,000円(税込)、治療費用 1,045,000円(税込/ 分割・無利息)、経過レントゲン費用 22,000×2=44,000円(税込)
- リスクと副作用
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。
上下の歯が当たらない
しっかりと口を閉じていても、上下の歯の間にすきまができ、歯が咬み合わさることができない場合、様々な原因が考えられますが、幼児期からの癖が原因で起こることが多いようです。歯の治療と同時に癖を治すことも大事になります。
前歯のすきまが目立つ、前歯でものを噛み切れない(開咬/空隙歯列/舌突出癖/矮小歯)
生まれつきの歯の大きさや舌で歯を押し出す癖が原因で、歯と歯の間にすき間が開いています。すきっ歯は、見た目も良くありません。
矯正治療で計画的にすき間を詰めていくことで、歯を削って被せ物をすることもなく、バランスのとれたかみ合わせが得られました。
- 主訴:前歯のすき間が目立つ、前歯でものを噛み切れない
- 診断名あるいは主な症状:開咬・空隙歯列・舌突出癖・矮小歯
- 年齢:22歳 女性
- 治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置
- 抜歯部位:非抜歯
- 治療期間:2年8ヶ月(通院回数 42回)
- 治療費概算(自費):総額 1,158,850円(税込)
- 内訳・・・相談ならびに検査費用 55,000円(税込)、治療費用 1,045,000円(税込/ 分割・無利息)、追加ワイヤー代 1,650×9=14,850円(税込)、経過レントゲン費用 22,000×2=44,000円(税込)
- リスクと副作用
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。
永久歯が生えてこない/乳歯がなかなか抜けない(正中離開/異所萌出/埋伏歯)
ある箇所だけなかなか歯が生えてこない場合、年齢や埋伏している歯の状態にもよりますが、条件が良ければ積極的に歯を引っ張り出すことも可能です。この症例は前歯が片方だけ生えてこなかったため、矯正治療で埋伏していた歯を引っ張り出しました。
- 主訴:永久歯が生えてこない、乳歯がなかなか抜けない
- 診断名あるいは主な症状:正中離開・異所萌出・埋伏歯
- 年齢:11歳 男子
- 治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置
- 抜歯部位:非抜歯
- 治療期間:9ヶ月(治療継続中)
- 治療費概算(自費):総額 902,000円(税込/予定)
- 内訳・・・相談ならびに検査費用 55,000円(税込)、治療費用 825,000円(税込/ 分割・無利息)、経過レントゲン費用 22,000円(税込)
- リスクと副作用
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。
乳歯が早くに抜けて、永久歯の出てくる場所が足りない
永久歯の生えてくる場所が足りない場合は、早い時期(全てが永久歯に生え変わる前)に部分的な装置で積極的に永久歯の生える場所を作ることも可能です。
多数の歯を失い、その都度治療してはいるが噛みづらい
悪い歯並びのまま長期にわたり放っておくと様々な問題が生じてきます。既に歯が失われていたり、何本もの歯が被せ合ったりする場合は、入れ歯や矯正治療を検討してください (矯正治療に年齢制限はありません)。
顔の左右の対称性が気になる。顔がゆがんでいる
顔の左右の対称性が気になる状態の方は、審美的な問題だけでなく左右のかみあわせのバランスに問題を抱えていることが多く見られます。そういった場合は、矯正治療の他に外科的な対応もあわせて行う治療があります。
歯の数が足りない(先天欠如/上下正中線のズレ/補綴前矯正)
生まれつき歯の数が少ない方は、かみ合わせに問題があるばかりか、審美的な問題を抱えていることもあります。歯の形の程度にもよりますが、単純に被せたりする治療を行う場合も、バランスのとれた歯にすることは難しく、前処置としての矯正治療が必要な場合もあります。
- 主訴:生まれつき歯の数が少なく、補綴のためのスペースを作りたい
- 診断名あるいは主な症状:先天欠如・上下正中線のズレ・補綴前矯正
- 年齢:22歳 男性
- 治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置
- 抜歯部位:非抜歯
- 治療期間:1年6ヶ月(通院回数 24回)
- 治療費概算(自費):総額 924,000円(税込)
- 内訳・・・相談ならびに検査費 55,000円(税込)、治療費用 825,000円(税込/ 分割・無利息)、経過レントゲン費用 22,000×2=44,000円(税込)
- リスクと副作用
個人差はありますが、初めて装置を付けた時は違和感や不快感、痛みなど生じることがあります。
治療前後の比較で、歯根が吸収して短くなることがあります。
ごく稀に、歯と骨が癒着して歯が動かないことがあります。
歯を動かすことにより、歯肉の退縮やブラックトライアングルが見られる場合があります。
矯正装置を外した後、適切に保定装置を使用しないと「後戻り」を生じる可能性があります。